紫の影


残暑がまだ厳しいですが、秋冬物の話をします。
俺は体型が変わらないので、洋服はほとんど買わないです。
でも、必要だなとか今まで着たことない服だから買うとかたまにあります。
今回、秋物を色を決めて買いました。
色は紫にしました。
今まで紫の洋服って持っていなかったんですね!
だから、紫のパーカーと肩から紫の七分丈袖を買いました。
選んだ理由は、イギリスの貴族やローマ帝国の執政官が大事なときに紫色を使っていたからです。
紫は高貴の証として使われていました。
今とは違い、当時は紫色の色素が発見されていないので、紫に染めた物は高価でした。
時代が変わり、ある学者が偶然合成した化合物が紫色を呈するのを発見しました。
それがモーブと言われる化合物です。
この発見がきっかけで紫色の色素は安価になりました。