ググれカスとは言えない

会社で他部門との勉強会があったりします。

勉強会というよりも他部門のフォローと言ったほうが正しいのかと思う。
というもの、こっちが教えているほうが多いからです。
割合で示すと90:10くらい。

で、いつも他部門から宿題(こっちがおしえてるんだから宿題という言い方はおかしいと思っていますがね)を課される。
上司がまとめて宿題もって帰って来るんだけど、その宿題の内容でインターネットで検索をかければ、すぐに分かるような宿題もあったりします。

うちの課で、そういう宿題はおかしいという声が上がったりしていて俺も内心「ググれや」とか思っていたりした。
上司は「他部門は人は自分で調べようとしないから、そのきっかけを与えたい」と言っていたけど、魚を取ってあげるところまでは行き過ぎではないかと俺は思っていました。

それで、優秀で右翼の先輩に「この質問(ガラス転移点)ってグーグルとかで検索かければ一発ですよね?」って話したら。

「確かに一発かも知れないけど、彼ら(他部門の人たち)にとってはまったく知らないことだから、俺達がおしえてあげる必要がある。見つけたとしても内容が分からないと思う。」「化学を学んだ人だったらURLとか教えるだけでもいいけどね。だからググれカスとは言えないんだよ。」と言われました。

そうか、調べても内容が分からないから宿題にしているのかな?ちょっと俺も短絡過ぎたなと感じた一日でした。

ググれで思考を停止してしまうのではなく、その先まで考えるようにします。